作詞:秋元 康
作曲:樫原伸彦
編曲:樫原伸彦
(♪前奏)
グラウンドに
白線を引き直して
太陽の下で走って来た
青春の日々よ
君の道は真っ直ぐに
伸びているよ
一瞬の風は土埃と
思い出の彼方
誰にも
負けたくないなんて
僕は何と
競い合っていたのだろう?
目指していたゴールまで
辿り着けず歩き出す
夢の途中で流した涙
手の甲で拭って
前を走る先輩よ
長い影を見送った
桜は散って枝を残し
来年また咲くよ
(♪間奏)
サッカー部の
掛け声が止んだ頃に
沈む夕焼けを眺めていた
あの夏の孤独
思い悩み
立ち止まった夢のカーブ
そんな時 君は
肩を叩き追い越して行った
背中が
教えてくれたのは
人は誰も
違うペースで走ることさ
目指していたゴールでは
青い空が待っていた
どっちが先にテープを切るか
どうでもいいことさ
卒業式シーズンは
胸の奥に風が吹く
この日の桜は 離ればなれ
どこかで君想う
残った桜も いつかきっと
枝から旅立つよ